賃貸住宅と言いますと、かつては自宅の一室を貸間としたり、敷地内に共同住宅を建てるのが一般的だったようです。入居者との交渉やクレーム対応、そして家賃集金などの業務は家主が行っていたものです。管理を担う業者が登場し始めたのは昭和40年代からとされています。節税や遊休土地活用の観点から、賃貸住宅の建設が促進されたのが大きな理由となっているようです。建築費の大部分は、借入金でまかなわれましたから、返済のためには安定した家賃収入が必要となるわけです。
同時に賃貸住宅も大型化、高級化して管理が複雑になってきましたから、専門的に管理を行う業者が必要となったわけです。あんしん賃貸住宅協力店というのは、あんしん賃貸支援事業の趣旨に賛同して、あんしん賃貸住宅の登録、仲介などを通して、高齢者などの入居をサポートする仲介事業者として都道府県などに登録された不動産業者を言います。あんしん賃貸住宅協力店のステッカーが目印となっています。
あんしん賃貸住宅の入居対象者は、高齢者や障害者世帯、その他ですが、民間賃貸住宅の家賃を安定して支払うことができて、地域社会の中で自立した日常生活を営むことができる方とされています。高齢者などが単身で入居するケースでは、本人がこの条件に当てはまる場合、世帯の中に高齢者などがいるケースでは、本人もしくはそれ以外の入居者がこの条件に当てはまる場合が対象となっています。賃貸住宅での仲介手数料は、1ヶ月分が上限とされています。
部屋探しなどのサービスに対して不動産業者に支払うお金です。法律により1ヶ月分が上限と定められています。原則として、不動産業者が依頼者双方(家主、借主)から受け取るものとされていますが、支払う人が同意して、家主と借主併せて家賃の1ヶ月分を超えない範囲であれば、どちらから受け取っても良いことになっています。また、前家賃は、最大で1ヶ月分とされています。契約日から次の家賃の支払い日までの家賃を前もって家主さんに支払うものです。